レートを上げる上で~ベターな手について~

レートを上げる上で、全てのポケモンのあらゆる方を考慮してプレイする人は恐らくいないと思います。例えばヘラボルト対面も、基本的に有利対面ですがめざ飛行やフリーフォールを持っているボルトロスに対しては不利です。ですが、その情報は見ただけでは分からないことで、個体数も少ないので多くの人はロックブラストを打つと思います。これは様々なポケモンに言えることで、ベストは相手がどんな技を持っていても勝てるプレイングですが、実際はそのようなことは不可能なので、ベターな手、つまりポピュラーな型や技構成に勝てるプレイングがレートを上げる上で重要だと思います。なので、採用率においてどこまでを無視して良いのかという点は非情に重要かと思います。例えばS9以前はまだチョッキマンムーは少なかったと思います。しかし、今のマンムーはチョッキが27%(PGLより4/1現在)と、以前と比べ飛躍的に個体数が増えています。以前は襷キノガッサマンムーに突っ張ることは当然悪手だったとおもいます。しかし現在はどうでしょうか?チョッキマンムーは多くが役割対象としてボルトロス等の高速電気を想定しているため、基本的にSを大きく削っています。なので、多くの場合キノガッサが上をとってタネマシンガンで殴ることが出来ます。よって、依然として他明日生マンムーの個体数は多いもののあからさまなチョッキマンムーに対しては襷キノガッサで突っ張ることも悪手ではないと考えられます。このように環境によってベターな手は変化するわけです。とは言ったものの、採用率の値がどの程度変化すればベターな手が変わってくるかどうかは非情に難しいと思うので、時間があるときにでも最近採用率のあったポケモンについて考えてほしいなと思います。